「ホメオパシー」トラブルも 日本助産師会が実態調査
先月も、山口の助産院で乳児にK2シロップを飲ませずに、かわりにホメオパシーのレメディを与え、1ヶ月後にその赤ちゃんがビタミンK欠乏性出血症にもとづく硬膜下血腫を発症し、亡くなった痛ましいニュースが報道されました。
亡くなった赤ちゃん、そして親御さんのお気持ちを思うと、本当に胸が痛みます。
そして、それと同時にビタミンK2シロップを投与せず、かわりにK2レメディーを与えましょうと推奨している団体に怒りがこみ上げました。
何に対して腹が立ったのか?
乳幼児の命に関わる与えるべきものを、K2レメディという訳の分からないレメディーで代替えすることを推奨していること。
そして私から見れば、こういった本来ホメオパシー療法じゃないことを発端に、訴訟問題になり、ホメオパシー自体が悪者にされて一般の人に誤解されてしまうということにまで発展していること。
ビタミンKは本来、納豆や小松菜など健康的な食生活を送っていればめったに不足することはありません。
ただ、母乳や妊娠時の臍帯を通してのビタミンKの移行は微量なので、万が一のビタミンK欠乏による出血症を予防するためにK2シロップを投与するわけです。
私自身、クラシカルホメオパシーを勉強しており、昨年助産院で出産しました。
その助産院ではホメオパシー療法を取り入れていましたが、どのレメディを使うか、事前に相談の上、出産時の出血を抑えるArnicaなど必要最低限を使いました。
だけど、これは症状に対するものであって、K2シロップを投与するか否かはまったく別の話。
当然ながら私が息子を生んだ助産院では、K2シロップは息子にきちんと飲ませてくれました。
K2シロップのレメディを投与・・・というのはホメオパシーの治療でもビタミンの投与でも何でもありません。
例えば、大人がこのK2レメディを摂った場合、レメディが補助的に作用したとして、他の食物からのビタミンKを体に取り込むのを促す効果は期待できるかもしれません。
しかしながら母乳だけで生きている赤ちゃんで、その母乳からのビタミンKが不足して、命に関わる欠乏症になる場合があると統計的に分かっているのですから、やるべきことをやらずして訴訟に発展してしまうのは当然の結果と言えるでしょう。
この団体(ホメオパシージャパン)のホームページでは、朝日新聞の報道に対し、「ワクチンを打つなとか、薬を飲むななど主張する立場でもなく、そのような主張を行っているという事実も全くありません。」と書いてありますが、私が数年前に足を運んだこの団体のセミナーでは、主催者の由井寅子さんは、ワクチンや薬をはっきりと否定されていました。
しかもレメディは体にいいものだからじゃんじゃん摂れとおっしゃっていました。
これって、ホメオパシーが本当に効果があるものだけに、すごく危険なことです。
(だから私は、慎重にレメディを選び、最低限の投与しかしないクラシカルホメオパシーを勉強しているのです。)
更にK2シロップの投与の是非について、由井寅子さんの書籍「ホメオパシー的妊娠と出産」で、こう書かれています。
(以下抜粋)
生まれた翌日、退院の日、1ヶ月検診、この3回、赤ちゃんにK2シロップを飲ませていますよね。これは頭蓋内出血とか、出血傾向の予防のためなのです。それで、ビタミン剤の実物の投与があまりよくないと思うので、私はレメディーにして使っています。
・・・
赤ちゃんの下歯茎と上唇のあいだに一粒落としておけば、のどにつまらせることもありませんし、エネルギーはきちんといきます。だから別に問題はないのです。
・・・・
なんですか、これ?って感じ。
寅子さんは「あまりよくないと思うから」と、根拠も何もない理由で、乳児の命に関わるビタミンを物質的に与えないそうです。
寅子さんほどカリスマ性があり、影響力の強いお方が、こう本に書かれたり、助産師会で推奨してしまうと、ホメオパシーにあまり詳しくない、盲信的な方は、その通りにしてしまうでしょうね。
ホメオパシーを勉強している身で、あまり他の団体さんの批判はしたくないのですが、今回のことはあまりにも・・・って感じです。
まぁ日本で一番大きいホメオパシーの団体なので、助産師さん達も他に情報がないわけですから、ある意味被害者ですよね。
私が産んだ助産院の院長さんみたいに、きちんとホメオパシーのいいところを取り入れている方もいらっしゃるし、今回の件で助産院での自然なお産自体が否定的に取り上げられないといいなぁと願うばかりです。
それにしてもこの新聞記事・・・
目に飛び込んでくる見出しの文字が、
「限りなく薄めた毒」
「乳児死亡めぐり訴訟も」
まるで、限りなく薄めた毒の薬で乳児が死亡したかのような誤解をされかねない記事のレイアウト。
夫もこの記事を見て、「すごく意図的だよね」と言っていました。
記者さんのホメオパシーに対する悪意?たっぷりで、この記事によって誰か得をする人がいるのかしらと、変に勘ぐってしまう私(笑)。
製薬会社や医療業界はホメオパシーが普及することが煩わしいでしょうし、ホメオパシーを潰したい派の意図がこの記事からありありと感じられますね。
さて、毒を吐くのはほどほどにして息子が起きたので、今日はここらへんで・・・。
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ホメオパシーの記事、昨日の虐待の連鎖の記事、
興味深く読ませて頂きました。
ホメに関しては、素人で…
でも簡単に使えているという事に
今さらながら不安が出はじめています。
近くに病院も薬局も無い所に住んでいるので
配置薬感覚で…化学的なものよりはいいかな?
程度の気持ちで使っていましたが、
たった一冊の薄い本に従って
(由井さんのですが…)
素人がレメディーを選んで「食品」と表示
されているものを口に入れてきましたが、
病院の処方薬を同じ方法で考えると
ぞっとしたりもします…
ハーブやアロマも流行に乗って使っていますが、
改めて勉強してみると、
今まで何て怖い使い方を
していたのか…と…寒気がします
昨日の記事に関しても、
本当に難しい問題、これからますます増えてくる
問題だと危惧しています。
長くなってしまって、すみません。
お邪魔しました…
常に畏敬の念を持ってホメオパシーと向かい合って行きたいものです。
少し理解し難いことがございますので教えて頂きたいのですが、
>例えば、大人がこのK2レメディを摂った場合、レメディが補助的に作用したとして、
>他の食物からのビタミンKを体に取り込むのを促す効果は期待できるかもしれません。
補助的に作用するとはどのようなことなのでしょうか?
例えば、Ars.やMerc.をとった場合、食品に微量に含まれているかも知れないヒ素や水銀を体に取り込むことを促すことがあるということでしょうか?
クラシカルホメオパシーではそのような事がいわれているのでしょうか?
今朝もホメオパシーについて朝日新聞にのっていましたね。あまり詳しくない私ですが、新聞記事はなんかなぁ〜と感じていて、sakoさんは何か書かれているかな?と見に来ました。納得!の内容でした。。。やっぱりこの団体が少しおかしいのですね。。。ホメオパシーは詳しくないので半信半疑の私ですが、子どもの頃、祖母がやっていた「イトオテルミー」というアヤシイ(?)ものを母がよく施術してくれて(お灸みたいなかんじのものです)、今は私が子どもにやってあげています。蚊に刺された時とか、効果ありますし、頭痛・肩こりから乳腺炎まで何でも効く(!?)けど、これは医学的に証明されているわけじゃありません。妹は大学病院で出産したのですが、出産まで一度もお腹をさわられなかったのだそうです。(心音も聞かず!信じられない・・・)臨月になって、なんとなくナーバスになっていました。これで大丈夫なの!?って。多分エコーとかで「医学的に」大丈夫なのでしょうね。助産院ではお腹を触って診断(ってゆうか雑談?)。割と感覚で判断。じゃないですか?
sakoさんみたいにうまく表現できないけど、すべてが「医学的に」とか「証明されてない」って方向に行ってしまうのが怖いですね。
予防接種も、考えかたはそれぞれのはずなのに、「予防接種で予防できるならやるのが良い」みたいな流れになってますしね。 (寅子さんみたいになるともちろん極端ですが)
虐待の話、離乳食の話(裏ごすと食べる等)うんうんと頷きながら読みました。
前田京子さんの本ももっていて石鹸のモトもあるのですが、放置しています…石鹸は一度作ったのですが、とっても良かったですよ!
また遊びに来ますね。
暑くて大変だけど、布おむつの乾きがいいことだけは嬉しいですね…
あなたのご意見に拍手。
やっぱり、あの事件は、由井さんのところの人が絡んでいたのでしたね。そうに違いないと思いました。あの方は問題を起こしてばかりいるのです。由井さんがやっている事は、日本のホメオパシーをだめにすると言いたいです。
私だって悪口を言いたいわけでは有りませんが、由井寅子さんはひどいです。彼女のいうことは聴くな、と個人的に言い続けてきました。
それでも知り合いは「私は寅子さんのほうが好き」などという人もいます。
その人は私の事がきらいで、反対の事をしたいのでしょう。
しかし、ホメオパシーはおもちゃではありません。気休めのプラセボ的な子供だましでもありません。ホメオパシーは確かな力を持った、病気を治せる療法だと信じています。
批判とか、悪口とかではなく、はっきりとした由井寅子さんに関する実情を、もっと明るみに出すほうがよいのではないかと思うのです。
でなければ、だまされる人が増えるばかりです。
先日も、若い妊婦がホメオパシーを勉強したいと言うので、クラシカル・ホメオパシーの話をし始めました。するとその人はすでに寅子さんの本を読みかじっていて、私の言う事よりもその本のほうが簡単でよいといって、帰ってしまったのです。こういった現状にどう対処したらよいのか思案にくれてしまいます。
でもあなたのような方のご意見を聞けて、ほっとしました。
またお邪魔させていただきます。
でも、出血多量でした。
この記事を読み、アルニカを摂取すればいいと考える方もいらっしゃるかなと思いますが、あんまり当てにしないほうがいいよ、と思いました。