2010年11月01日

我が家の離乳食奮闘記(初期&お出かけ編)

前回の離乳食の記事から、ずいぶん経ってしまってごめんなさい。

ゆっくりのんびりの、息子の離乳食奮闘記の続きです。

初期の頃は、ほんのちょっとしか食べてくれないので、少量の調理をどうするかにいつも頭を悩ませていました。

野菜の煮物や味噌汁など大人の料理から取り分けてすりつぶす・・・など、育児雑誌には載っていたりしますが、その為には大人の料理をかなりグズグズになるまで軟らかく煮込まなきゃいけなくて、そうすると大人のごはんが美味しくないんですよね。
離乳食後期ならともかく、初期〜中期の段階で取りわけって難しい。


おかゆは前回の記事の通り、1日分炊けばとりあえずOK。
問題は野菜のペーストをどうするか・・・。
まとめて作って冷凍すればいいのですが、すべて冷凍も味気ないし・・・。

自分で決めたことは、メインの野菜は毎日作ってあげて、その他のものは冷凍したものを利用するということ。

DSC_0884.jpg


この写真は、右がサツマイモのペースト(メインの野菜)。
左がおかゆに、小松菜&ブロッコリーのペーストとカボチャペースト(冷凍)。
いずれも、昆布だしで煮てミルサーでガーッと回したり裏ごししたりしています。
野菜ってほんの少しだけ塩をするとグッと甘みが引き出されるから、ごく少量のお塩も使っています。
(その方が息子の食べがいいのです)


煮る時は、あまり野菜を小さくサイの目とかに切ってしまうと、人参とか大根とか軟らかくなりにくいのです。
少し大きめサイズでひたすらコトコト。
圧力鍋を使ったりもしましたが、圧力鍋はいちいちフタをセットして、蒸気を抜いてなど面倒で、鍋本体も重たくて使ったり使わなかったり、結局普通の鍋や琺瑯でコトコト気長に煮ていました。
今思えばジオ(geo)の片手鍋をこの頃知っていれば〜!この鍋があったら、もっと早くもっと美味しく楽に調理できたのに〜と無念でなりません(TT)
(離乳食後期〜完了期の今はこの鍋のシリーズが大活躍しています。)


冷凍保存については、ラップにペーストを棒状に伸ばして、そのままラップでくるんでバッドに並べて棒状のまま冷凍。凍ったら適当な長さに折ってジップロックで保管しておきます。
こうしておくと、使いたい分だけポキンポキンと折って、上の写真のように熱々のおかゆに投入すると、おかゆも冷めていい感じ。



そして、この頃のお出かけは、おかゆを空き瓶に入れたり、野田琺瑯の容器に入れて持ち歩いていました。
(写真はサツマイモをトッピングしたもの。)

DSC_0846.jpg


琺瑯やガラス瓶は清潔だし、おかゆのこびりつきも洗うのが楽。
そのままでも食べさせられるけど、瓶に入れれば、出先で蓋を取って電子レンジで軽くチンしたり、実家に行った時などは、琺瑯の容器ごとガスで直火にかけて温めたりしていました。
ちなみに野田琺瑯の容器はシール蓋を最初は使っていましたが、やはりおかゆがベタベタに漏れてしまって大失敗。
容器ごとラップでくるんでビニールに包んで・・・と面倒なことをしていましたが、野田琺瑯専用の密閉蓋スクウェアSの密閉蓋付容器を見つけた時は感動ものでした。

離乳食って赤ちゃんが食べやすい水けを多く含んだものが多いので、この密閉蓋は本当に重宝しています。

この頃のメニューは、ひたすらなるべクセのない野菜。
人参、小松菜、ブロッコリー、カボチャ、サツマイモ、玉ねぎ、ジャガイモ、大根、カブなどなど。
でも、やっぱり冷凍した野菜は食べがイマイチでべーっと出す。
煮えたての野菜のペーストは食べるのに・・・
本当に息子の味覚が敏感で、嬉しいやら作るの大変で悲しいやら(苦笑)。

保健所の離乳食教室では、初期の段階からバターとか乳製品を使っていたけど、以前の記事の通り、いろいろな本を読んでいたので、我が家はまだ乳製品や卵は使わずゆっくりやっています。

こんな感じでやっていた離乳食初期ですが、息子は野菜少しとおかゆ大好きでパクパクよく食べていました。
前回の記事の通り、ミキサーのおかゆはダメで裏ごしのおかゆ。
裏ごしの段階はわずか数瞬間くらいで、試しに裏ごししていない10倍粥をそのまま出したら、こちらもよく食べる食べる。

ところが、ある日急におかゆの食べが悪くなって心配していました。
そんな頃に、友人の旦那さまで赤ちゃんの言葉が分かるという、特殊な能力を持った方とたまたまお会いして、その時翻訳してもらった息子の言葉が、

「もうおかゆは飽きちゃったんだよね」(byお友だちの旦那様訳)

えっ!?

「もっと噛みごたえのあるものが食べたいよ」(byお友だちの旦那様訳)

そして、試しにとお友だちからもらった玄米+ちりめんじゃこのおにぎりを

「ちょっと固いけどこっちの方が美味しい」(byお友だちの旦那様訳)
とモグモグ食べる息子。

え〜〜〜!!!???
頭の後ろをガーンと殴られたような衝撃の言葉。
息子は歯がほとんど生えていないから軟らかい方がいいんだろうとばかり思っていた私。固い玄米おにぎりを出しながらもむしゃむしゃ夢中になって食べる息子を見て、息子の成長に気付かずに同じものばかりを出し続けて反省。

その日から琺瑯容器に大人のごはんと水を入れて琺瑯容器でコトコト煮て軟飯を作ったらこちらの方がよく食べる。
野菜もペーストから舌で軟らかく押しつぶせるくらいの固さに変更。

わずか1ヶ月の間に息子の食はもう次の段階にステップアップしていました。
離乳食開始を遅らせた分、スタートしてからの成長は早い早い。
そして息子は物言わずともいろいろと感じていろいろ主張があるんだなぁ。
(あ〜お友だちの旦那様にまた翻訳してもらいたい。)


そんな息子の離乳食初期。
母乳だけの時期は食事に気をつけてさえいれば楽で離乳食は作るのは大変だけど、張り合いがあるし、笑顔で食べてくれた時は、すべての苦労が報われちゃうくらいなんとも言えず嬉しい。
食べることって生きること。
ただ、物質的に栄養を流し込むのではなく、息子や夫がいきいきとするようなごはんを作り続けたいです。


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※コメントを書いてくださった方、心からありがとうございます。
 ちゃんと全部読んでとても励みになっています。
 お返事を書けなくて本当にごめんなさい。
 家事や育児で時間のない中で、ご質問などへのお返事を書こうとするときちんと書かなきゃと思う性分なのですごく時間がかかってしまい、メインの記事を書く時間がなくなってしまうのです。
 なるべく質問がなく解決するように詳しく書き、なるべくこのブログを続けるように頑張りますのでこちらの身勝手をどうかお許しください。
タグ:離乳食 料理

2010年07月12日

我が家の離乳食奮闘記(準備編)

またまたご無沙汰してしまいました。

離乳食のことについて書かなくちゃと思いつつ、写真は撮り溜めていたのですが、なかなか書けずにいました。

書けなかった理由は息子がとにかく食べてくれないので、こんなこと書いてもあまり皆さんの参考にならないだろうなぁと思っていたからです。

正直、離乳食を始める前は、美味しい素材できちんと作れば、子どもは絶対食べてくれるはずと思い込んでいましたが、始めてみたら大違い。
ぜんぜん思うように進まなくて、毎日毎日苦労の連続です(現在進行形)。

そんな役にも立たない記録ですが、自分なりに振り返ってまとめてみようかなと思い立った今日この頃。

現在1歳2ヶ月の息子ですが、初期の頃から順を追って紹介できればと思います。


初期といっても、離乳食をかなり遅らせていた我が家は9ヶ月頃からのスタートです。
遅らせた理由は、7ヶ月から始めた時にひどい下痢になったことなどあり(前回の記事参照)、歯の生え始めも遅かったので、息子の様子を見ながらゆっくり始めました。


まずはお粥。
忙しい時は、大人のごはんを取り分けて水を足して炊いていましたが、お米からきちんと炊くとやっぱりお米本来の甘みが出て美味しいのです。本当は土鍋で炊くと一番美味しいのでしょうけど、適当な大きさの土鍋がなかったし、作るのはほんの少量なので、以前ご紹介したマーガレットハウエルの琺瑯容器が大活躍です。
この琺瑯容器にお米4分の1カップに水を2カップ半くらい入れて、コトコト20分くらい炊いて、後は火を止めて余熱で蒸らすとふっくらした10倍粥のできあがり。
蓋をしなくても、いい感じに仕上がります。

ほうろうの容器で炊くと便利なのは、容器ごと火にかけられて、残った分はシール蓋をして冷蔵庫へそのまま入れられること。
朝1日分のお粥を炊いて、後は冷蔵庫に入れて、また容器ごと火にかけ温め直せば冷凍や電子レンジを使わずに済みます。
(写真は、マーガレットハウエルの容器で炊いたお粥と、野田琺瑯で少量のサツマイモを煮ているところ。)

DSC_0750.JPG

息子の離乳食では冷凍や電子レンジをなるべく使いたくないと思っていました。
とても便利だし、たまには使いますが、やっぱり味は落ちるし、何よりも私が毎日・毎回、冷凍品を電子レンジでチンした食事を出されたらちょっと寂しいなぁと思ってしまったから。
思い返せば、我が家に電子レンジがやってきたのは中学生の頃。
そう思うと、私が赤ちゃんの頃に使われていなかった電子レンジを息子が初めて口にするごはんに多用するのはなんとなく気が引けてしまうのです。


離乳食を開始した当初は、1日1回、10倍がゆをミルサーでガーッと回して息子に出したのですが、これが何度作ってもほとんどべーっと出して食べない。
まだ開始が早かったのか?と悩みましたが、ふとある日思い立ち、試しにおかゆを、裏ごししてみたらパクパク食べる。
私が食べ比べてみたら、なるほど裏ごしの方が甘みがあって口どけもよくて粘りもなく美味しい。

う〜ん恐るべし我が息子の味覚。


このお粥を皮切りに、息子との食の攻防が始まったのですが、また詳しくは次回(笑)


ちなみに、食べることに一番重点を置いている我が家は、食器にもちょっとこだわりました。
これは、私の以前の職場でご縁のあった、でく工房さんの「すくいやすい食器」


DSC_0908.jpg

もともとはハンディキャップの人達のために開発された食器。お年寄りや赤ちゃんでも使えるユニバーサルデザインです。
有田焼のつるりと透けるような青磁の色と、愛らしいフォルムが、離乳食を盛りつけるたびに嬉しくなります。

いずれお箸を使うようになったらお茶碗になるのでしょうけど、1歳2ヶ月の今は息子がスプーンを使ってもこぼしにくいし、安定しているので手を突っ込まれてもひっくり返りにくいのがいいです。息子がグズり気味で抱っこしながら食べさせる時に、大人が片手ですくいやすいのも実際に使ってみていいなと思った点。
(特に四角い器がすくいやすいです)
素敵な器なので、息子の離乳食が終わっても、冷や奴を盛りつけたり長く使えそうです。

木のスプーンは夫の友人からのいただきもの。
プラム工芸さんのもので、幅がせまくて離乳食を始めたばかりの赤ちゃんの口にぴったりサイズ。
手触りが良くて持ちやすい。とても素敵なものをいただきました。


当初、別にお祝いで頂いたプラスチックの食器とスプーンのセットを使おうかと思ったのですが、夫も私もどこか違和感があり、結局使いませんでした。
子どもが割ってしまうから絶対プラスチックという意見もあり、なんとも言えないのですが、陶器の器に盛られたごはんはとても美味しそうで、木のスプーンがお皿の縁に当たる音が心地よく、
「ああ、やっぱり私が赤ちゃんだったらこちらの食器で食べた方が美味しそうだな」と思ってしまうのです。


でも、そんな私のこだわりもつゆ知らずの息子は、今日も出したものをイヤイヤと好き嫌いして、お皿をガンガン、スプーンをカジカジ・・・。


食に関して超こだわる私と、食べない・小食・ムラ食い息子(笑)。

こんな我が家の離乳食奮闘記は、今後もゆっくりペースで記事を書けたらと思っていますので、気長にお待ちくださいね〜。


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タグ:離乳食 料理

2010年04月10日

美味しいおだしのひき方

我が家では、昆布だし、一番だし、二番だし
と三種類のだしをいつも冷蔵庫に常備しています。

寒い夜に、お腹がすいて冷蔵庫を開けて、おだしのストックがあると嬉しくなる。

「一番だしがあるから温かいおうどん作ろうか?」
「いいね」

なんて会話が我が家の日常。

これがないと始まらない。なくてはならない我が家のおだし。

DSC_0376.JPG


昆布だし(写真中央)は、あらかじめ4〜5センチに切って瓶に
保管しておいた昆布を麦茶などの容器に入れて水に浸しておくだけ。
これで何日か冷蔵庫で保管できます。

きちんと良い昆布を選び、水でゆっくり戻すと昆布がしっかり水を吸って
倍くらいの大きさに戻り、火を通すよりも上品なおだしが出ます。

この方法は、感激するほど美味しい茶碗蒸しを出す割烹のご主人から
教わった方法。
鍋に入れて沸騰する前にすぐに取り出しちゃったら表面の味しか出ていない
からもったいないと、そのご主人はお話しされていました。

この昆布だしは、我が家は味噌汁を作るときによく使います。
ただ、この昆布だしだけだとちょっともの足りない。

この昆布ダシ+だしの出る素材を入れるとぐっと味に深みが出ます。
例えば、しいたけ、舞茸、しめじやなめこのキノコ類、
大根、さつまいも、かぶ等の根菜類、他にも切り干し大根など・・・
これらの味の出る具材と昆布だしを鍋に入れて水から煮るのがポイント。
水から煮ると、素材からびっくりするくらい美味しいだしが出ます。
毎日のお味噌汁に頻繁に一番だしを使っているともったいない。
簡単だから1〜2日に一回は水出し昆布だしを作っています。


そして、写真右にあるのが一番だし。
水出し昆布のおだしを火にかけて、沸騰したらカップ四分の一くらいの
水を入れます。
(これは、鰹節が90℃で一番美味しいおだしが出るので、お湯の温度を
少しだけ下げるため)
そして鰹節を鍋にいっぱいに広がるくらい、つかみ入れて火を止める。
一呼吸置いて鰹節が沈んだら、一気にザルで漉します。
この時、ザルに残った鰹節をしぼらない方が香りの良い
きれいに澄んだおだしが出ます。

この一番だしは、言わば香りのおだし。
香りを楽しむ、ぐらぐら火を入れないお料理。
例えば、お吸い物、茶碗蒸し、おひたし、だし巻き卵、めんつゆ、
だしの出る野菜を入れていないときの味噌汁(ワカメとお豆腐等)・・・
そんなお料理に我が家では使っています。
一番だしの香りって、何ともいえず芳醇で幸せな香りです。
息子もおんぶされながら、一番だしをとると私の背中で「ぴちゃぴちゃ」
いつも美味しそうに口を動かしています。


そして写真左の二番だし。
一番だしをとった鰹節を捨ててしまうのはすごく勿体ないこと。
ここで二番だしをとると、一番だしで出し切れなかった旨みを引き出して
鰹節の良さを存分に引き出すことができるのです。

二番だしのとり方は、この一番だしをとっている横で、もうひとつお鍋に水をはって
ここに、水出し昆布で使った昆布+新しい昆布一切れと、一番だしで
使い終わった鰹節を入れて火にかけます。
沸騰したら、途中で追い鰹として、鰹節をひとつかみ追加して、さらに
15分くらい、ふつふつと沸き立つくらいの火加減で煮出して漉します。

二番だしって、残りカスからとった美味しくないダシっていう
イメージがありますが、そんなことはありません。

一番だしが香りのだしなのに対して、二番だしは旨みのだしです。

味見してみると分かりますが、一番だしはふわっと素晴らしい香りが
鼻を抜けてすっと消えるのに対して、二番だしは香りは劣りますが、
旨みの強い味がしっかり口に残ります。

この二番だしはとても使い勝手の良いおだし。
長い時間コトコト火にかける煮物に一番適しています。
例えば、肉じゃが、筑前煮、大根やかぼちゃ、他にも醤油と合わせて
調味料の一部として和え物の味を添えるのに使ったり、ゆでた野菜を
二番だしに浸して味をしみこませたり、もちろん余ったら味噌汁に
使えるし、我が家では万能選手のおだしです。

これらのおだしは、昆布だしは毎日昆布を水につけるだけなので
1〜2日に一回は作って、一番だしと二番だしは4日に一度くらい
まとめてひいて冷蔵庫に入れておきます。
(辰巳先生の料理本では1週間分をまとめてひくと書いてありました)
鰹節は血合いの少ない良いものを使うと、二番だしも美味しく無駄なく
使い切ることができます。

このおだしさえあれば、材料を切って醤油やみりんを入れて火にかける
だけで思い立ったときに煮物がすぐに作れます。
他にも、小腹がすいたときに、一番出汁を火にかけて醤油と塩で味付け
して、油揚げや野菜を入れたら、うどんやおじや煮麺(あたたかいそうめん)
などが簡単に作れます。

よく離乳食の本に、おだしを製氷皿で凍らせて・・・と書いてありますが、
冷凍すると香りと風味が落ちます。
日々の大人のおだしから取り分ければ十分です。


だしを使った料理で、私がいつも心がけていることは、うまみを足しすぎ
ないことです。
例えば、豚汁を作る場合・・・こういう料理は、根菜からもキノコからも
豚肉からも美味しいだしがたくさん出るので、ここで鰹節のだしを使うと
うまみが強すぎて「雑味」になります。
だから、我が家ではこういう時は水だし昆布ダシを使います。

ヒトの舌にある、「うまみ」をキャッチできる味蕾の数は決まっており、
その一定量を超えると他の「苦み」を感じるポケットでうまみ成分を
キャッチしてしまうので、うまみをやたらに足しても美味しいと感じ
にくくなってしまうそうです。

だから干し椎茸のだしと、昆布と鰹だしを合わせて筑前煮を作ったと
したら、それなりに美味しいかもしれませんが、にごった味になってしまい
すんだ上品な味にはならないのです。

料理も足し算引き算ですね。

おだしについて、大好きな辰巳先生の本より抜粋。

だし汁の滋養を手放し、科学うまみで舌先を偽って日々の食物を整えるのはやめましょう。特に幼児は、親の整えたものを全幅の信頼をかけて食するのですから、その信頼に応え、一生、健やかに生きてゆかれる基礎体力をつくってあげねばなりません。
・・・
だし汁をひく、ひかないという、いたって日常茶飯が食文化を左右し、ひいては生命を改善して伝えうるか否かにもかかわることになるでしょう。想像したくないかと思いますが、十日が一か月、一か月が一年、一年が十年、十年が一生。科学味と、本物のだし汁で生かされた細胞の力の差。顕微鏡下で立証されるはずです。
日本のだし汁は、他国のスープに比し、ほとんどインスタントに準じてひけます。この幸せを認め直しましょう。
だし汁をひくことは、むずかしいことではありません。やるか、やらないか、それだけです。



先日、久しぶりにテレビをつけたら、だしの素のCMで、
「煮物やおひたし、おにぎりにもだしの素〜!」
「うん!味が決まる!」
と大好きな宮崎あおいちゃんが言っていてショック・・・。
だいたい、おにぎりにもだしの素ってどうなの!?
お米の甘みを感じる前に化学調味料の旨みで舌が麻痺しちゃう。
日本人の舌を馬鹿にしていませんか?
とCMに腹を立てる私。

数年前に辰巳先生の講演会に行ったときも、辰巳先生の質問で
来場者のの7割もの人が化学調味のおだしを使っていると
回答していました。

ここで紹介したのはあくまでも我が家のおだしで、使っている
昆布や鰹節の違い、他にも煮干しだしや、干し椎茸のだし、
いろんなだしがあって、それぞれの家庭の味があって、
その子どもたちの舌の記憶が、いつかおふくろの味になるのではないでしょうか。

多くの家庭の味のベースがだしの素でみんな同じ味って・・・
これからの日本の食文化って大丈夫?って思ってしまう。

何日かに1回まとめておだしをひくことは、材料を切る片手間に
できることで、そんなに手間ではありません。

ひきたて一番だしに、塩を入れてほんの少しのお醤油で香りづけすれば
美味しいお吸い物のできあがり。
だしの素ではとうてい追随できない、その味と香りの素晴らしさを
ぜひ体感していただきたいものです。


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