2010年03月29日

助産院・食の会への参加

先日、松が丘助産院の食の会に参加してきました。

食の会とは、妊婦・母乳育児中のママのための料理教室&健康的な食についての勉強会。


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もともと私は、妊娠中も産後も和食を中心とした食事で、出産も母乳も
大きなトラブルなくやってこれていましたが、今回、助産師の宗先生の
お話が聞きたくて申し込みました。
(松が丘助産院で産んでいない人も参加OK!)

料理の最中は、息子をおんぶして簡単な調理の行程をお手伝いしながら、
調理担当の方から調理法の工夫について学びます。

この助産院での食事は、お砂糖もみりんも一切使っていません。
油もほとんど使っていない様子。
素材は大地を守る会の野菜で十分に美味しいので、その良さを引き出す、
おだしのひき方を教わり、それを中心としてお酢や生姜や胡麻などを
使ったり、切り方や火の通し方などを工夫して味に変化をつける調理法。

いろいろ知らなかった工夫が満載で勉強になりました。


我が家では、スタンダードな和食を家庭の味として子どもに
伝えていきたいという思いから、通常、和食で使う調味料として
砂糖(甜菜糖)もみりんも油も使っています。
ただし、これらの調味料は使いすぎると体に負担をかけるので、
良い調味料をごく少量しか使いません。

少し使う分には、料理に深みやコクを出すので、良いと思うのですが、
外食や既製品の濃い味に慣れてしまうと、使いすぎてしまう家庭も多いと思います。

現に糖尿病を患っている私の祖母は、病気になる直前はゾッとするほど
大さじでドカドカ砂糖や油を使っていました。
使えば使うほど味覚が麻痺するから分からなくなっちゃうんですよね。

だからこそ、ここの助産院ではこれらの調味料を使わなくても
美味しくできるんだよ・・・という良いお手本を提示しているんだろうなぁと
いうのが伺えました。

できあがった美味しい食事を囲みながら、院長の宗先生と一緒に食についての座談会。

長年助産師をされている宗先生の話がとても面白かった!
伝統食を忘れた現代人の食生活が、難産や母乳のトラブル、
そして健康被害をどれだけ生んでいるか・・・。

具体的には、白砂糖の害。体を冷やし難産に・・・。
砂糖を水分で直接体に取り入れる清涼飲料水は最悪。
花粉症の人も砂糖を控えるだけでかなり症状が軽くなる。
白砂糖や白米は良い部分をそぎ落としてしまったカスの部分。
なるべく精製されていないお砂糖や分つき米・雑穀を・・・。
(玄米は消化がとても大変なので、妊婦や母乳育児中の人は分つき米+雑穀や
 長岡式酵素玄米がおすすめとのこと)

牛乳や乳製品。母乳を飲む人間にとって、牛のお乳を常飲するというのは
異種タンパクを液体で毎日摂取するということ。
人は母乳や水を点滴しても平気だが、牛乳を点滴すると死ぬ場合がある。
牛乳をとっている妊婦さんはとてもむくみやすい。顔の吹き出物や
足のむくみだけではなく、子宮口や産道までむくんで固くなりお産が大変になる。
そもそも日本人は牛乳をとり始めたのは戦後になってからで、それまで
ずっと穀物菜食で乳製品をとる文化がなかった。だから腸の長さも欧米人と
違って長く、乳製品を分解するための酵素も先天的に少ない。
日本人は調べると乳糖不耐性の人はとても多く、乳製品をとると
お通じが良くなるという人は軽くおなかをくだしているから。
カルシウムは小松菜などの青菜を食べることで十分に摂取できるとのことです。


肉は安全に飼育されたお肉の赤身を少量ならOK。
化学調味料や食品添加物、ダシの素や味の素系の調味料はNG。
揚げ物をするときは、太白ごま油など質の良い油を使い、揚げ物を1回
したら、その油は酸化して体に悪いので捨てて使い回ししないこと。
(もったいないから、結果的に揚げ物の回数が減るからたまにの楽しみになり健康にも良い)


参加していたのは、お子さん連れの方が私以外にもう一人とあとは全員妊婦さん。

宗先生によると、妊娠中の食事が直接胎児に影響し、その子の一生の
体質を左右するとのこと。
妊婦さんがこの食の会に参加し、この機会に家族の食を見直すことは
とてもいいことだなぁと実感。


ちなみに息子は料理中はおんぶされ、食事中はスリングの中でおっぱいを
飲み、その後は私の横で静かに一人遊び。
宗先生に、落ち着きがあって興味あるものをじっと見て集中力があり
素晴らしい、美味しいおっぱいを飲んでいる証拠と褒められました。

落ち着きのない子やずっとグズグズしている子はママの食事から
おっぱいが美味しくないからとのこと。
以前山西みな子さんの書かれた本を読んだときにも同じことが書いて
ありましたが、やっぱりそうなんだぁと実感。

しかもうちの子は、髪の毛がぺたーんとしているのですが、宗先生によると
この髪が寝ているのが良いのだとか!?

おっぱいが美味しくないと赤ちゃんの髪の毛は逆立ってしまい肌に出たり、
そのまま悪い食生活が続くとアレルギー疾患にもなり得るとか・・・。


毎日良い食生活をしている人は、たまに変なものを食べると赤ちゃんが
急に夜泣きしたりするので食が原因だと分かるけど、普段から良くない食生活を
していると、ずっと赤ちゃんが落ち着きがなかったりグズグズしているから、
「こういう子だ」と思ってしまい、気づけない人が多いと、先生はお話されていました。

確かに、先日結婚記念日で夫と久しぶりにランチでイタリアンのフルコースを
食べたら、その夕方からもう息子はギャン泣き。

素材はどれも良かったのですが、北の方のイタリア料理でバターやチーズ、
そしてデザートにたっぷり使われた砂糖やクリームがきっと、べたべたの
美味しくないおっぱいになったんだろうなぁと反省。

翌日は、おっぱいによいとされる小松菜のおひたしや野菜をたっぷり
食べて息子にいっぱい飲んでもらいました。


泣いちゃって寝なかったので、息子も私も大変だったけど、
私もたまには美味しいものも食べたいし、ストイックになりすぎず
バランスをとりながら、体によいものをこれからも普段の食事に取り入れて
いきたいと思いました。


妊婦さんや母乳育児中のママさん達におすすめの食の会を開催している
松が丘助産院のページはこちら
助産師の宗先生が食生活や妊娠・産後の生活について書かれた本、ナチュラルなお産
も読みやすくておすすめです。


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posted by sako at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | マタニティ・母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月05日

赤ちゃんの敏感な味覚

先日、子連れ外出後にバタバタと夕ご飯を作った時のこと。

冷蔵庫をのぞいて、
「このお肉、まだ大丈夫かなぁ?」
と、豚バラ肉のにおいをクンクンかぐ私。

我が家は、普段は野菜中心の食生活ですが、週に少しだけ
大地を守る会のお肉を買います。
でもうっかり野菜ばっかり食べていると、夫婦二人でも
200g程度の肉が使い切れない時があるのです。

今回も、消費期限を過ぎてしまったお肉を発見。
でも色もそんなに悪くないし、捨てちゃうのは勿体ないし・・・。
においは少しあるし、表面はべとついているけど、
お酒をふってニンニクと炒めちゃえば大丈夫かも♪

そんなこんなで少しいたんでいたお肉を食べてしまった私。
味はまぁ問題ないし、私は気持ち悪くならなかったし平気だったのですが、


・・・・・・・・・息子は平気じゃなかったのです。


寝かしつけの前の授乳でギャン泣き。
おっぱいをちょっと飲んでは口をはなし、尋常じゃない声で泣き続ける。
でもお腹が空いているから、また顔をおっぱいに近づけるけど、
においも嫌みたいでまた顔をそむけて
「ふんぎゃーっ!」
と怒ったように反っくり返って泣く息子。

スリングに入れて抱っこしてゆらゆらしてもダメで
深夜に帰宅した夫もびっくりするくらいの泣きっぷり。

思い当たる原因は、夕食に私が食べた豚肉意外に考えられません。
以前のブログにも書きましたが、山西みな子さんの著書にもある通り、
やはり母親が食べているものって、母乳を通じてダイレクトに赤ちゃんに
いってしまうんですよね。

もともとは大地を守る会の美味しい豚肉で、消費期限内に食べていた時は、
息子はぜんぜん普通におっぱいを飲んでいたのですが、肉の鮮度が落ちたら
もう私のおっぱいの味は変わってしまうみたいでダメでした。
お茶をがぶ飲みして少しでもおっぱいの味をうすめようとするけど
あまり効果は見られず。

せめて、ご飯でも食べて乳質を良くしようかと思ったけど、
今日に限ってジャーの中のご飯もからっぽ・・・。


「まずいおっぱいだよね・・・ごめんねプーちゃんもうやだ〜(悲しい顔)


夜中の2時を過ぎても、グズる息子を抱きながら途方に暮れている私を
見かねて、夫が台所でかつおぶしと昆布で出汁をひきはじめました。


夫が作ってくれたのは、一番出汁を使った菜花たっぷりのきりたんぽぴかぴか(新しい)

DSC_0577.JPG


「美味しい〜!!!」


散らした柚子の香りがして、澄んだお出汁が体にすうっと染み渡ります。
菜花は別に茹でて、最後にお出汁とあわせてあるから、
お出汁が透きとおった味がします。
香ばしく表面を焼いたきりたんぽが、お出汁でほぐれてお茶漬けの
ようにスルスルと喉を通り、なんとも言えずに美味ぴかぴか(新しい)

(大地を守る会の有機米のきりたんぽは、日持ちするように真空パックになっていて、
ご飯がない時でも温めるだけですぐ食べられる、我が家の非常食です。)


私が食べている間、息子を抱っこしてあやしてくれる夫。

普段、帰宅が深夜の夫に、私は何かにつけて
「まるで母子家庭みたい」
と嫌味ばかり。

いつも忙しくて家にはいないけど、夫はいつも私や息子のことを気遣って
くれていることに改めて気づいて、ちっぽけな自分に反省しました。


食後30分後くらいに、息子を抱っこしたら、おっぱいにくんくんと
顔をよせて「パクリ!」

「こくこく・・・・ゴックン、ゴックン」

目をつぶって両手でしっかりとおっぱいを挟んで、勢いよく飲み出した息子。

これには、私も夫もびっくり!

だって、さっきまでは胸に顔近づけただけで泣いていたのに!?
少し飲んだら反っくりかえってギャン泣きしていたのに!?

コクコク素直に飲んでるじゃありませんかexclamation&question


そして10分後に息子は私の腕の中でウトウト。

夫が作ってくれた一番出汁ときりたんぽと菜花が
明らかにおっぱいの味を良くしてくれたようです。


おそるべし食べ物の威力・・・。


きっと山西みな子先生の本を読んだり、松が丘助産院の宋先生のお話を
聞いていなかったら、私は息子のギャン泣きを単なる原因不明の「夜泣き」と
して、為す術もなく途方に暮れていたことでしょう。


鮮度の悪いお肉はママの体にも良くないよ〜って息子が
身をもって教えてくれたのかもしれませんね。


プーちゃん、教えてくれてありがとう。
食べ物の誘惑にしょっちゅう負けちゃうママだけど、
おいしいおっぱいを飲んでもらえるようにがんばるね。

そして、

愛情たっぷりの夜食を作ってくれた夫に、
本当にありがとう。



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posted by sako at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | マタニティ・母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月14日

美味しいおっぱい・まずいおっぱい

最近、山西みな子さんの母乳育児の本を読みました。

読んだのはこの2冊。
母乳で育てるコツと、もっと自由に母乳育児


母乳で育てるコツ



もっと自由に母乳育児―マニュアルより赤ちゃんとの「対話」を (健康双書)



『母乳で育てるコツ』は、いかにママの食べるものが母乳に出て
それが、赤ちゃんのおむつかぶれや湿疹などの皮膚のトラブル、
体調や機嫌、寝付きにも影響することが書かれていて、
どの食べものがおっぱいに良くなくてどんな食事がおいしいおっぱいを
作るかが、アレルギーの赤ちゃんのママの食事例など具体的に書かれていて
普段の食生活を見直すのにとても参考になります。


『もっと自由に母乳育児』の方は、母乳で育てるコツよりも、もっと
食事に関しては肩の力を抜いた感じで書かれています。
働きながら母乳育児を続ける方法や、赤ちゃんが不機嫌だったり体調が
悪い時の手当の方法がイラスト入りで書かれていてすぐに使える実用書
として役立ちます。


私が驚いたのは、『母乳で育てるコツ』が1980年代(今から26年前ほど)
に出版されたと言うこと。
この時代は、いわゆる米よりもパン、肉や牛乳、卵をしっかり食べましょう
とする高栄養化がさかんにすすめられた頃です。
(この時代の栄養学をバッチリ植え付けられたうちの母なんかはいまだに
私に肉や卵をしっかり食べなさいとかタンパクが足りないとうるさい(苦笑))

山西みな子さんはこの時代に、すでに当時出始めだったアレルギーの原因が
食事にあることをつきとめ、高栄養は母乳に良くないと警告を鳴らし、
大切にすべきは昔ながらの伝統食、すなわち和食を中心とすると
赤ちゃんの状態が良くなるということを本に書かれていることがすごいと思いました。

私は、子どもの健康に携わる仕事をしていたので、学校の子ども達の半数近く
が何らかのアレルギー疾患や皮膚症状を持っている現実に愕然としていました。
私が子どもの頃はせいぜいクラスに一人とかだったのに・・・。
そんな現代を予言するかのように書かれたこの本は今読んでもちっとも
古い内容ではありません。


そして、どちらの本も母乳育児相談所の経験を交えて書かれており、山西みな子さんの
優しく真摯なお人柄が伝わってくる文体がとにかく素敵なのです。


大人の考え方で、こだわりのある食物の摂り方をするのではなくて、
こだわりを捨てて赤ちゃんから教えられるように心を開き、鋭敏な目を
もって赤ちゃんをかわいがっていると、丈夫な体質を育てる根本が
食物にあることを教えられるでしょう。
今日生まれた赤ちゃんが100年生きるとしてたった100分の1でしかない
乳児期を、大人中心の思考ではなく、赤ちゃんの側から考察した正しい
食物を与えたいものです。
このときに知った食物のとり方は良い知恵となって、その後一生にわたり
あなたの家庭の健康保持に役立つことでしょう。

(母乳で育てるコツより抜粋)



私は、普段は和食中心の食事にしていますが、本当は肉や揚げもの、
乳製品が大好きです。

でも、本を読んで、息子の体調と私の食べ物に気付かされることが
たくさんありました。
今までの私の例をあげると・・・

・チーズたっぷりのグラタンを食べた日→夜泣きひどく顔に湿疹
・某チェーン店のハンバーガーを食べた日→ひどい夜泣きとおなら
・焼き肉を食べ過ぎた日→ひどい夜泣きとおなら、便秘。
・某とんかつチェーン店のロースカツ弁当を食べた日→ひどい夜泣きと下痢
(きちんと素材にこだわって作っているトンカツ屋さんのトンカツだと大丈夫でした)

本によると、特に牛のもの(牛乳・乳製品・牛肉)は良くないみたいです。
つづいて鶏のもの(卵・マヨネーズ・鶏肉など)
そして、大豆も摂りすぎは気をつけないといけないみたいです。
(牛乳・卵・大豆と食物三大アレルゲンですよね。)

先日の助産院でのママ達の集まりでも、授乳の直後にいつも湿疹が
ひどくなるとか、スーパーの卵だとおしりかぶれがひどいのに、
生協の安全に育てられた卵だったら大丈夫だったという経験談が聞けて
とても参考になりました。

先日の、助産師さんの講演会でも、松が丘助産院の宋先生が子育て中に、
15分も持たない機嫌のいつも悪いお姉さんの赤ちゃんに宋先生のおいしい
母乳を飲ませたら、落ち着いてコトッと3時間も寝てびっくりしたという経験談を
お話しされていました。

食事に気をつけておっぱいが美味しくなれば、赤ちゃんも体調が良くて
ご機嫌に、ベタベタ甘ったれもせず一人遊びができるようになる・・・
すなわち育児が楽になると思うのです。

もちろん普段気をつけていれば、ハレの日の食事で好きなものを
思いっきり食べるのもストレス発散に大切なことです。
でも、その時に赤ちゃんが教えてくれる変化に気づけるだけでも、
その後の育児が変わってくると思うのです。


とはいいつつ、昨日もついついジャンキーなものやお菓子に手を伸ばしてしまう私あせあせ(飛び散る汗)
そのたびに、息子のお尻がかぶれたり、泣かれたり、寝なかったりして
毎回反省しつつ、おいしいおっぱいをできるだけ飲ませてあげられるように
少しずつ成長できたらいいなぁと思う今日この頃です。


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posted by sako at 09:29| Comment(4) | TrackBack(0) | マタニティ・母乳育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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